ミュージック

TRL

 タイムズスクエアのスタジオから放送されていた MTV の「TRL」が終了した。

 視聴率が低迷したためということだが、せっかくタイムズスクエアに公開番組をやれるスタジオをもっているのだから、形をかえて局の顔となる番組をまた始めてほしいものである。

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Virgin Megastore

 ニューヨークのバージンメガストアが来年、タイムズスクエア店・ユニオンスクエア店ともに閉店するようだ。

 HMVもタワーレコードももうないので不便になりそうだが、かわりのお店が出てくることを期待しよう。

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Miley Cyrus

 Miely Cyrus の人気もすごいのでいろいろ接してみるのだが、中々その良さが分からない。

 年齢が近くないとその良さが分からないのかもしれない。

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The Grammy Awards

 少し古い話題になるが、今年のグラミー賞の授賞式は総合司会なしだった。

 グラミー賞に限ったことではないが、授賞式には司会を置いた方が良いと思う。プレゼンターが代わる代わる出てくるだけでは見ているほうはだらけてくるものである。

 ビリー・クリスタルやジョン・スチュワートが司会だと安心して見ることができる。

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Olivia Newton-John

 この夏のブロードウェイでは、「ザナドゥ」と「グリース」という2本のミュージカルが幕をあけたが、これらはいずれも映画ではオリビア・ニュートン-ジョンが出演した作品である。ブロードウェイも音楽ビジネスも研究対象としている私には興味深い現象である。

 舞台のできはというと、「ザナドゥ」は実に素晴らしい。もともと曲は素晴らしかったので、あの映像のチープ感を取り去って演出をやり直せば良い舞台になると私は思っていたが、期待以上の出来であった。

 「ザナドゥ」という素材で遊んでみましたという感じの自由自在の舞台で、コメディのセンスが抜群である。クリエイティブ・チームは随分と苦労したようだが、そのあとは微塵も感じさせない出来の良さである。

 一方、「グリース」は批評家は大方酷評だったが、客席は中々沸いていた。私も批評家は褒めないのは大いに理解できるのだが、でも楽しかったことは楽しかった。

 オリビア・ニュートン-ジョンについては今まで特に関心をもったことはなかったが、舞台をきっかけに、ここのところ興味をもっていろいろと調べている。ミュージシャンが息長く活動を続けていく上で、彼女から学べることは多いのではないかと思われる。

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MTV

 MTVがミュージックビデオをあまり流さなくなって、もう何年にもなる。

 その経緯を手際よく記した記事を読んだことがあるのだが、どの新聞・雑誌に掲載されたものだったのか、探し出せずにいる。

 また、アメリカの4大ネットワークでは、現在はレギュラーの歌番組はない。これも不思議といえば不思議である。

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The Singing Bee

 日本語によるアメリカのテレビ番組の情報源として、先に生盛健氏のサイトを4月30日にご紹介したが、下記のサイトも有用である。

  ここではNBCの新番組 The Singing Bee についてのエントリーにリンクをはっておく。

http://blog.goo.ne.jp/joesoca/e/6b9db0713b0b06308fea17abf9a0f565

 この番組のホームページはこちら:

http://www.nbc.com/The_Singing_Bee/

 The Honey Bees というのをもってくるのがいかにもアメリカらしい演出であると感じる。

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106.7

  ニューヨークのデリで一番よく流れている FM 局は、おそらく  106.7。日本では、下記の同局のホームページでこのFMを聞くことができるのは、米軍関係者だけである。

http://www.1067litefm.com/main.html

 この局では、随分と長いこと Cher の Believe をしょっちゅう流していた。最近はあまり流さなくなったが、NYのデリでこの曲が流れてくると、ああ自分はNYにいるんだ、といつも思う。

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Network

 1976年公開の映画 Network。

 テレビ・ジャーナリズムのエンタテインメント化について考える上で、この映画は傑作である。

 視聴率低下で番組を降ろされることになったアンカーのハワード・ビールが放送中に自殺予告をする。これがきっかけとなり、彼は預言者に祭りたてられ、どんどん狂気の方向に進んでいく。

 ビールの決め台詞"I'm mad as hell and I'm not gonna take it anymore!"は、70年代半ばのアメリカの空気をよくつかんでいる。

 私は、ニュースはおかたくないニュース番組は認められないという立場には立っていない。公共放送なら、少数の人しか見ないが価値のある番組を放送することができる。だが、PBS の The NewsHour with Jim Lehrer や Charlie Rose をたくさんの人が見る日が来ることはないであろう

 民放では、6月4日の Don Hewitt の項で取り上げたヒューイットの主張、すなわちシリアスなジャーナリズムとショービジネスの境目を歩いたときに優れたジャーナリズムが生まれるという考え方が、私の共感するところである。

 これはショービジネスの側でも同じことが言える。

 『広告に携わる人の総合講座(平成18年版)』(日本経済新聞社)でも述べたことだが、ブロードウェイの面白さの一つは、社会問題をエンタテインメントとして見せるうまさである。たとえば、Movin' Out はベトナム戦争をテーマとした作品だが、お説教くさい作品でも暗いだけの作品でもなく、劇場を後にするときはしっかり生きていこうという気持ちにさせられる優れた作品である。

 Network から話が広がったが、最後にもう一言書いておくと、日本のテレビは政治を風刺するコメディがアメリカと比べて乏しい。レイトショーのモノローグや The Daily Show with Jon Stewart のような番組は日本では難しいのだろうか。

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Pop-Ed

 ニューヨークタイムズ社傘下の The Boston Globe のサイト boston.comが Op-Ed ではなく Pop-Ed という試みをスタートさせた。プレスリリースはこちら:

http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=105317&p=irol-newsArticle&ID=998055&highlight

 ジェイク・ブレナンというミュージシャンが、その日のニュースに基づいて毎日新しい曲を作り、下記のサイトでミュージック・ビデオとして公開するもの。

http://www.boston.com/pop-ed

★追記:Op-Edについて、5月15日の項で取り上げた。

http://timessquare.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/oped.html

   

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American Idol

  シーズンを重ねるにつれパワーを増していく American Idol。

   日本でもケーブルテレビで見ることができるが話題になってはいないようで、授業で聞いても知らない学生がほとんどである。それだけ、日本とアメリカのミュージック・シーンの距離は大きくなっているのかもしれない。ごひいきのアイドル志願者を応援し始めるとはまることうけあいなのだが、残念である。

 最近、60 Minutes がジャッジの一人 Simon Cowell にインタビューしていた。彼は本業はソニーBMGのA&Rで、その視点からこの番組に関わっている。

 また、番組ホストの Ryan Seacrest は既に大御所といってもよいほどの人気だが、この調子でいったら彼は10年後、20年後には押しも押されもしないアメリカを代表する司会者になるのではないかと思われる。彼の爽快な声は聞いていてとても気持ちがいい。

 ただ、Paula Abdul の甘ったるいコメントは、サイモンの毒消しとして必要なのは分かるが、ちょっと勘弁してほしいと私は感じるようになってきている。

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Clive Davis and Paul Shaffer

 こんなことを日本語で書いて面白いと思って下さる方がどれほどいらっしゃるのかはなはだ心もとないが、クライブ・デイビスとポール・シェイファーはよく似ていると思う。

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Yasushi Abe

 安倍寧氏の「中日新聞」連載コラムが、『喝采がきこえてくる-ブロードウェイから東京まで、ショウ・ビジネスの光と影』(KKベストセラーズ)として本にまとめられた。ブロードウェイと音楽界について、最新の話題を幅広く取り上げている。アマゾンではこちらから:

http://www.amazon.co.jp/%E5%96%9D%E9%87%87%E3%81%8C%E3%81%8D%E3%81%93%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8B-%E5%AE%89%E5%80%8D-%E5%AF%A7/dp/4584189935/ref=sr_1_2/249-3142245-6379561?ie=UTF8&s=books&qid=1178383375&sr=1-2

 安倍氏は、長年にわたってロードウェイ人とじっくり交流してきた数少ない日本人の一人であり、足で稼いだ情報が本書には随所にちりばめられている。失礼ながら「中日新聞」連載時は私は全く読んでいなかったので、本書を読んではじめて知ったことがいろいろあった。

 厳しい批評をたくみに織り交ぜながらもさわやかな読後感が残るのは、安倍氏のショー・ビズへの愛情のなせる業であろう。巻末付録の森光子さんとの対談は、その愛情の深さがとりわけ深くにじみ出ている。298ページの写真はお二人ともとても素晴らしいお顔で、この写真だけでもこの本は価値があると言えるほどだ。

 そして、安倍氏のオフィシャル・ウェブサイトはこちら。こちらで紹介されている洋食屋さん「フリッツ」は私もでかけ、あまりのおいしさに「タカシ」としてコメントを寄せている。

 http://blog.avexnet.or.jp/abe/

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