Billy Mays (Part Ⅱ)
ビリー・メイズが50歳の若さで急死した。
私は彼に一度お会いして記事を書きたいと思っていた。ご冥福をお祈りしたい。
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じゃぱねっとの高田社長とはキャラが全く違うが、ビリー・メイズの人懐っこさは味があってよい:
http://money.cnn.com/2009/04/03/magazines/fortune/okeefe_infomercial.fortune/index.htm
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往年の広告業界を舞台とした Mad Men が人気だが、実態はどんなもので脚色はどの程度なされているのか。
下記はこうした問いに答えてくれる:
http://www.wowowow.com/post/mad-men-mary-wells-advertising-big-life-amc-612?page=0%2C0
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Craig Newmark は Craigslist が新聞からクラシファイド広告を奪ったという見方は誤りだという見解のようである。
儲け主義の人ではないからそのような立場をとるのかもしれないが、我々は優秀だからクラシファイド広告を獲得することができたと言う人のほうが私は好きである。
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広告会社の方が私を訪ねてこられて、アメリカにこんな雑誌があるんですよとお見せすることがある。
すると、ひたすら広告のページだけ見て、「へー、こういう広告が入ってるんですか」と感心していて、私がこの雑誌はこういう編集長でこういうコンセプトの雑誌でと説明しても一向に聞いていないことがある。
これでは駄目である。感性をとぎすませ、新しい文化を作ろうという意欲のない人はメディアの仕事に携わるべきではない。
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Target の赤の2重丸は実に目立つ。タイムズスクエアの中州の42丁目に大きく出ている屋外広告も常に目に入る。
だが、マンハッタンには Target の店舗はないので買い物したこともなく、Target について記事を読んでもピンとこない。
「日経ビジネス」のコラムで取り上げたいとは思うのだが、今のところは残念ながら難しい。
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★2008年7月11日追記
エリン・バーネットについてより詳しくは、下記の『日経ビジネス』における拙稿を参照されたい:
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080707/164652/
表参道の駅を広告を見ながら歩いていて、フェミニンでソフトなタイプの女性をフィーチャーした広告が多く、ものたりなく感じた。
CNBCのエリン・バーネットのように たくましくしなやかなタイプは、日本で流行らないのだろうか。
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The Big Idea with Donny Deutsch (CNBC)の評判が最近良い。ホストのドニー・ドイチュをオプラ・ウィンフリーの男性版とまで持ち上げる記事まである。
この番組が始まったとき、私は『フジサンケイビジネスアイ』(2005年1月23日付)のコラムで取り上げた。とはいえ、広告業界の風雲児がテレビ番組のホストを務めるという珍しさから記事にしたもので、正直にいって番組が長続きするのは難しいだろうと思っていた。
この番組が軌道にのったのは、番組のコンセプトがアメリカンドリームの実現を応援する番組として明確になってきてからである。ドイチュはインスピレーションを与えるメンター的役割を果たしている。フランクでエネルギッシュ、そして てきぱきとしたトークの仕切りは中々見事である。
この番組のホームページはこちら:
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Ogilvy & Mather が11番街にオフィスを移す計画だという。2009年に8番街のオフィスから移転するようだ。
びっくりのニュースである。地下鉄は8番街で終わりだし、11番街は便利なロケーションとはいいがたい。
だが、ウェストサイド再開発が進んでいることだから、8番街以降もこれからは繁華街になっていくのかもしれない。
ニューヨークタイムズ社が8番街の40丁目と41丁目に移転すると決定したとき、ずいぶん辺鄙なところに移るものだと思ったが、昨年になって完成したら特に違和感はなくなっていた。
とはいえ、43丁目から40丁目への移転より8番街から11番街への移転のほうがインパクトは大きい。
何はともあれ治安がよくなったニューヨークならではのニュースであることは確かである。
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サントリーの広告もカップヌードルの広告もなくなり日本企業の存在が希薄になっているタイムズスクエアだが、現在は東芝とTDKとパナソニックが 1 Times Square に屋外広告を出している。特に東芝はてっぺんなので、大晦日のカウントダウンでミラーボールが降りてくるシーンを映したテレビの画面にはこの広告も映る。
タイムズスクエアは屋外広告の聖地であり、屋外広告を写真に収めながら歩いていく観光客がたくさんある。私は誰の回し者でもないが、ここに広告を出さなくてどこに広告を出すのだと思う。
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『広告批評』は先月号も今月号も海外の広告界をテーマに特集を組んでいる。大変な手間のかかっている特集で、頭が下がる。とかく内向きな日本のメディアにあって、この姿勢は素晴らしいと思う。
ただ『広告批評』には不満なところもある。それは文字も写真も小さくて見にくいことである。A4かB5の大きさに変更すべきではないか。
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日経広告研究所刊行の『広研レポート』10月号に、「アメリカのビジネスジャーナリズムのダイナミズム」と題する原稿を寄稿した。
ニューズ社によるダウ・ジョーンズ社の買収、フォックス・ビジネスネットワークの挑戦を受けるCNBC、月刊ビジネス誌『コンデナスト・ポートフォリオ』の創刊という3つの話題を扱っている。
ご関心のある方はお読みいただければ幸いである。
http://www.nikkei-koken.gr.jp/report/reportList.php?reportid=1
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ブルックス・ブラザーズが、「ニューヨークタイムズ」の9月8日付A16ページに全面広告を出しているが、これが王者の貫禄というか粋な広告になっている。
自社製品の広告ではなく、ラルフ・ローレンが40年にわたりアメリカのスタイルに貢献をしたのをたたえているのである。
ラルフ・ローレンは若き日にブルックス・ブラザーズで店員をしていたことがあり、確か「ポロ」もブルックスから許可を受けて使用しているはずである。
ブルックスのアーカイブに所蔵されている1934年ごろのポロの競技の絵画もこの広告にはあしらわれている。
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Dove のEvolution というバイラルCMが、今年のカンヌで賞を取り、大いに注目を浴びた。このCMはこちらで見ることができる:
http://www.youtube.com/watch?v=hibyAJOSW8U
このCMについては、私は既に『平成19年版 広告に携わる人の総合講座』(日本経済新聞出版社)所収の拙稿で、どちらかというと批判的に取り上げている。
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日本で研究していて困ることの一つに CM と屋外広告がある。
ネット上でアメリカの CM を見ることができる機会が増えたとはいえ、アメリカでテレビを見ているように日本で CM を見ることはできない状況にある。なんとなくいろいろな CM を見ているうちにだんだんと記憶に刷り込まれていく経験を日本で味わうのは難しい。
屋外広告になると、これはもうニューヨークにいないとお手上げである。
Advertising Age や Adweek の記事を読んでいて今ひとつピンとこない記事も、ニューヨークにいくとなんだこう言いたかったんだと疑問が氷解することが多い。
アメリカのテレビを全て日本でそのまま見ることができたら幸せだが、クリアすべき問題が多すぎて中々実現しないだろう。
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1976年公開の映画 Network。
テレビ・ジャーナリズムのエンタテインメント化について考える上で、この映画は傑作である。
視聴率低下で番組を降ろされることになったアンカーのハワード・ビールが放送中に自殺予告をする。これがきっかけとなり、彼は預言者に祭りたてられ、どんどん狂気の方向に進んでいく。
ビールの決め台詞"I'm mad as hell and I'm not gonna take it anymore!"は、70年代半ばのアメリカの空気をよくつかんでいる。
私は、ニュースはおかたくないニュース番組は認められないという立場には立っていない。公共放送なら、少数の人しか見ないが価値のある番組を放送することができる。だが、PBS の The NewsHour with Jim Lehrer や Charlie Rose をたくさんの人が見る日が来ることはないであろう。
民放では、6月4日の Don Hewitt の項で取り上げたヒューイットの主張、すなわちシリアスなジャーナリズムとショービジネスの境目を歩いたときに優れたジャーナリズムが生まれるという考え方が、私の共感するところである。
これはショービジネスの側でも同じことが言える。
『広告に携わる人の総合講座(平成18年版)』(日本経済新聞社)でも述べたことだが、ブロードウェイの面白さの一つは、社会問題をエンタテインメントとして見せるうまさである。たとえば、Movin' Out はベトナム戦争をテーマとした作品だが、お説教くさい作品でも暗いだけの作品でもなく、劇場を後にするときはしっかり生きていこうという気持ちにさせられる優れた作品である。
Network から話が広がったが、最後にもう一言書いておくと、日本のテレビは政治を風刺するコメディがアメリカと比べて乏しい。レイトショーのモノローグや The Daily Show with Jon Stewart のような番組は日本では難しいのだろうか。
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ここ数年、私は新聞社の生き残り戦略(特にデジタル戦略)についての講演や原稿の執筆の仕事が多い。
いろいろなテーマを扱ってきたが、最近は特に下記の2つのポイントを力説するようになっている。
1.経営戦略
幹部がビジョンを語り、社員をひっぱっていくことができるか。
分かりやすく簡潔なことばで、わが社はこれからこういう方向に動いていこうと語ることができ、社員をわくわくさせることができるか。
2.スタイル
他のメディアと差別化できる際立ったスタイルを持てるかどうか。
「ニューヨークタイムズ」や「ニューヨーカー」のような洗練されたスタイルは、日本の新聞に欠落している。
美術のセンス(紙面やサイトの美しさ)と文学のセンス(記者・編集者が深い人間性をもっているか)は、新聞のブランド力を強化するのに不可欠である。
新聞社と広告会社の新聞局の改革意欲の乏しさには、がっかりさせられることも多い。だが、現実から逃げても問題の解決にはならないので、新聞業についての仕事はこれからも続けていくつもりである。
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アメリカを代表する広告業界誌といえば、Advertising Age と Adweek である。どちらも週刊誌。両誌ともに批判精神があり、広告ジャーナリズムが機能しているのを感じる。全く機能していない日本とは大違いだ。
今日ご紹介したいのは、Adweek がおしまいのページに掲げている David t. Jones による広告業界を風刺する漫画である。
例えば4月30日号では、1こまめではクライアントがバイラルアドを作るべきだと述べている。だが、2こまめではクライアントの本音が記されている。
「バイラルはただだし、ただはいいことだ」
「ミーティングでバイラルって言ったぞ。これで俺はクールだ」
「テレビで使えるほどではない素材を使うことができるぞ」
といった按配。
アメリカの漫画らしく文字が多すぎるときもあるが、この漫画は健全な懐疑精神を発揮しており一見に値する。
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Conde Nast Portfolio を引き続き熟読している。私はコンデナストの回し者ではないが、こくのある記事の数々にうなっているところである。
さて、広告業界誌 Advertising Age の5月7日号には、コンデナストが中綴じでカラーも鮮やかな The Point of Passion という広告を出している。
Mary-Louise Parker が劇場の舞台の片隅でThe New Yorker を、Richard Branson は宇宙船内で Wired を読み、Stanley Tucci はGourmet を抱きしめているという、自社の雑誌の魅力を訴える広告である。12回シリーズの第1回目のようだ。
メディアのブランド力の源は何かについて教えてくれるエレガントな広告である。
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もう1年は続いているだろうか。男の子2人がジャケットをたくみに着こなし、不敵の笑みを浮かべるヒッキー・フリーマンの広告。私は嫉妬心はあまりない方だと自分では思っているが、この広告にはそれを感じてしまう。
確かに、こうして子供の頃から着こなしを学んでいけば、紳士の装いが身につくだろう。でも、子供はもっとのびのびとという思いも一方では感じる。
この項を書いている時点では、下記のヒッキーのトップページは、この子たちの写真をフィーチャーしている。
http://www.hickeyfreeman.com/website/default.asp?s_id=1&
今、アメリカで最も話題の広告となるとCavemanなどがすぐに思いつくが、私的にはヒッキーの広告の方が遥かにインパクトを感じる。
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「日経広告研究所報」の232号(2007年4・5月号)の「私の研究」欄に、私へのインタビュー記事が掲載されている。これまでの研究歴を振り返り、今後の研究の抱負を語るというコーナーである。
この記事はネット上にはアップされていないので、ご関心のある方は図書館等でどうぞ。
ちなみに、日経広告研究所のホームページはこちら:
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