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フレデリック・マルテル著『超大国アメリカの文化力』(岩波書店)。
フランスの文化外交官がアメリカの文化政策を解き明かした600ページに及ぶ大著である。
大いなる期待をもって読み始めたのだが、プロローグの段階で首をかしげざるをえなくている。単純な事実関係の間違いが散見されるのである。
たとえば、ブロードウェイの商業劇場の数は42、バージンメガストアのささやかなクラシック音楽の売り場は閉鎖された、など。
とりあえず、もう少し読み進めてみたい。
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フレデリック・マルテル著『超大国アメリカの文化力』(岩波書店)。
フランスの文化外交官がアメリカの文化政策を解き明かした600ページに及ぶ大著である。
大いなる期待をもって読み始めたのだが、プロローグの段階で首をかしげざるをえなくている。単純な事実関係の間違いが散見されるのである。
たとえば、ブロードウェイの商業劇場の数は42、バージンメガストアのささやかなクラシック音楽の売り場は閉鎖された、など。
とりあえず、もう少し読み進めてみたい。
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ダボス会議は当初の路線からずれすぎてしまっているように見える。
もう少しエクスクルーシブ感を出すようにしないと、ただ顔をあわせる場に陳腐化していくのではないかと思う。
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最近、Lady Killer を読んだのだが、テンポのよい進行で中々面白かった。
スコットラインの近年の作品は邦訳されていないようで、もったいないことだと思う。
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目によくないので、できるだけパソコンの画面を見ないように心がけている。
なので、少し長い文章は印字して読むのだが、読む時間よりもプリントアウトする時間の方が多くなってしまう。
紙は贅沢品だという議論もあるが、パソコンの画面ばかり見なければいけない世の中は不健全だという議論は流行らないのだろうか。
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Jodi Picoult の Vanishing Acts を読んだ。
評判の作家ゆえ一度は読んでみようと思っていただが、この程度か・・・とかなりがっかりしている。
頭のいい作家だというのはその通りだと思う。しかし、頭でっかちな話の組み立て方と冗長なストーリーテリングはあまり評価できない。枝葉の話をカットした上で、本題をもっと掘り下げるべきだと思う。
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The Almanac of New York City という書物が刊行される。ケネス・ジャクソン教授の手になる著作ゆえ、正確な内容の書物であることは間違いない:
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熱烈なファンというほどではないが、au bon pain をよく利用する。
パン、ベーグル、サラダ、スープ、サンドイッチ、ヨーグルト、コーヒーなど、だいたいにおいて味にはずれがなく、お値段も手ごろ。軽く食べておきたいときやちょっと甘いものがほしいときに手ごろ。
日本にも進出していると書いているブログもあるようだが、下記のホームページを見ると進出はまだのようだ。
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「レターマン・ショー」にはご近所のお店がよく登場する。
へロー・デリが最も登場回数が多いが、最近はブロードウェイの向かい側にできたジャンバ・ジュースのお店の登場回数も増えてきた。一度、ジャンバジュースのお店からエド・サリバン劇場のレターマンのデスクまでストローでジュースを運ぶことまでやっていた。
日本でジャンバ・ジュースが人気なのかどうかは知らないが、人気がでてもおかしくないのではと思う。中々おいしい。
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ニューヨーク証券取引所において、取引開始のオープニングベルと取引終了のクロージングベルで カンカンカン と鐘が鳴るのにはえもいわれぬ感動を覚える。
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現在、私は「日経ビジネス」で連載しているが、この連載は今までの連載の中で私にとって最も楽しい仕事になっている。
担当副編集長氏からOKをえられる範囲内ではあるものの、ニューヨークに関することならどんなテーマをどんな長さで書いてもよいのが有難い。読者のレベルも高い。
そして、ジャーナリズムなのだから物議をかもすことがあって当然という考え方に立っている編集部なのも心強い。無能な編集者と組んで散々な目にあった経験は私もあり、同様の経験は二度としたくない。
ただ、あまりにマニアックになってしまうとトラフィックが少なくなってしまうし、鑑賞記以外は取材して執筆するルールでやっているので、書きたいテーマのごくごく一部しか書けない。
だからこそ、取材に出かけるテーマを厳選する必要があるのだが、手間暇かかってもたっぷり調べてから取材に出かけるのはとても楽しくてやめられない。特に、調べる過程で思いついた質問をぶつけて的確な答えをえられたときの満足感は大きい。
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いろいろ批判はあるだろうが、こうした議論は貴重だと思う:
http://www.amazon.com/Age-American-Unreason-Susan-Jacoby/dp/0375423745
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スカリア最高裁判事が 60 Minutes のインタビューに応じている。
番組ホームページの予告を見ると、最後のところで、スカリアは対極の思想の持ち主であるギンズバーグ判事と親友だとし、その理由を語っている。
http://www.cbsnews.com/stories/2008/04/24/60minutes/main4040290.shtml
故レンキスト長官の著書にも同様の記述があったが、これぞ大人の人間関係であり見習いたいものである。
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お寿司屋さん、Shimizu。お寿司が美味しいのはもちろんのこと、お寿司以外のメニューも豊富。
お昼のランチボックスはボリュームたっぷりかつリーズナブルなお値段でお値打ち。
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電通本社内の近藤書店が先月末をもって閉店した。
この書店は小さな書店ながらメディア・広告に関する書物の品揃えが充実し、すじのよい本屋さんだった。本を読みたいという気持ちをふつふつとわきおこさせてくれる本屋さんだった。
かわって文教堂書店がオープンしたが、こちらは売れ筋の本を無節操に並べるだけで魅力がない。
となると、電通店とは品揃えが異なるが、朝日新聞社内の近藤書店を訪れるようにするか、ご無沙汰している青山ブックセンターに足を運ぶかして、このロスを補うようにするのがとりあえず思いつくところである。
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The New York Times Magazine に掲載された下記の抜粋を読み、
http://www.nytimes.com/2008/01/27/magazine/27world-t.html?_r=1&ref=magazine&oref=slogin
今後の国際関係を考えるにあたって、下記の本が出版されたら早速読まなければならないと思った。
こうした記事を読んで私が考えるのは、やはりこれからニューヨークがどうなるかである。
アメリカの国力が落ち、ニューヨークも現在ほどのエネルギッシュさがなくなっていく可能性はある。だが、移民を受け入れ街を成立させていく柔軟性はニューヨークの強みであるし、大英帝国衰えたりといえどもロンドンにはやはりロンドンのスピリッツがある。私が心引かれてやまないニューヨークの感性もまた、アメリカが衰えるとしてもずっと魅力的なものであり続けるのではないかと考えたい。
もっとも、アメリカの落ち込みより日本の落ちぶれ方のほうが悲惨なものとなりそうで、日本は末期状態といってよい。
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最近、肩のこらないペーパーバックの小説を読むのが楽しみになっている。特に飛行機の中では、情報を入手するという目的なしでさらさらと読める本を読むようになっている。
で、最近面白かったのはこちら:
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『日経ビジネス』オンライン版で、「茂木崇の「タイムズスクエアに魅せられて」」と題して連載をやらせていただくことになった。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20071030/139083/
原則として毎月第2金曜日に記事がアップされる予定で、話が長くなったときは第3金曜日に後編をアップする。
1・2回目はブロードウェイの資金調達について扱った。
記事を全文読んでいただくには、無料の会員登録をしていただく必要がある。ちょっと面倒だが、1度登録すればあとはわずらわしい手続きはないので、おつきあいいただければ幸いである。
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ノートンのインターネットセキュリティ2008で導入されたIDセーフ。
大いに迷惑である。
「今後この画面を表示しない」にチェックを入れてもいつまでも出てくる。頼んでいないサービスを無理におしつけないでほしいものだ。
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今、ある原稿でCNBCについても書いているところなのだが、その原稿に盛り込むスペースのない点について一点記しておきたい。
NASDAQについてなのだが、CNBCは相場の熱気をダイナミックに伝えるところにその魅力がある。喧騒のニューヨーク証券取引所のフロアーからアンカーたちが相場を伝えていくのを見るのは、まさに生放送の醍醐味を味わわせてくれる。
ところが、画面がNASDAQに切り替わると、その熱気がとだえてしまう。これは、NASDAQが電子取引でフロアをもっていないため、静かな放送センターからのレポートになってしまうからである。
この点、NASDAQは対策を講じてもよいのではないかと思う。
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日本ではレイチェル・レイは特に人気者にはなっていないようだが、この人の人気もまだのようなので、記しておこう。
Food Network の everyday italian で人気の Giada De Laurentiis。手軽でおいしいイタリアン料理を教えてくれる。彼女のホームページはこちら。
http://www.giadadelaurentiis.com/
下記のサイトはアメリカ在住の彼女のファンが、日本語で彼女のレシピを紹介するページ。お試しあれ。
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このブログは渋めの情報を提供しているが、このベーグル屋さんはご存知の方が多いだろうと思う。それでも取り上げるのは、まだご存知でない方に抜群のお味を体験していただきたいからである。このもちもち感は本当にたまらない。
私はセサミのベーグルにサーモンとクリームをはさんで食べるのが好きで、たまには別のものをと思いつつ、こればかり注文している。
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もう一冊、近刊本のご紹介。
ポール・クルーグマンがここ80年のアメリカ史についての本を出すそうだ。軽快な筆致で書いていることだろうから、楽しく読めてためになる本に仕上がっているのではないかと思われる。
http://www.amazon.com/Conscience-Liberal-Paul-Krugman/dp/0393060691
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奥谷啓介著『世界最高のホテル プラザでの10年間』(小学館)
大変率直な本である。
プラザホテルに10年以上の長きにわたりマネージャーとして勤務した著者が、アメリカのホテルのルールを理解しようとしない日本人を批判する一方で、アメリカ式ホテル運営法の功罪についても分析した書物である。帯にあるとおり、本書はホテルを通して考える日米比較文化論を展開している。
ホテル業界を離れようと著者が決意しなかったら、この本はまだ書かれていなかったであろう。
本書を読んで一点だけ私の体験と合致しない点を指摘しておくと、アメリカのホテルでもチェックインタイムにならないと絶対にチェックインさせてくれないホテルは少なくない。
著者がプラザ後の人生をどう展開しようとしているのかについては具体的な記述は本書にはない。ただ、カバーを見ると現在もニューヨーク在住とのことである。
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自由の女神とエリス島への路線、それにマンハッタン島を一周する路線を運航するフェリー会社が、サークルライン社からホーンブローアーという会社に変更になるという。
http://www.ny1.com/ny1/content/index.jsp?stid=1&aid=71233
サークルライン社のフェリーには私は随分乗った。中でもエリス島の博物館は、アメリカという移民国家の成り立ちを考える上で訪れる度に発見がある。
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ニューヨークでメディア業界の要人に取材するとき、私はまず自己紹介でブロードウェイが好きなんですと話すことが多い。
先方は、ブロードウェイ好きといっても「オペラ座の怪人」とか「レント」を見たことがある程度だろうと思いつつ、どんな作品が好みか一応聞いてくる。
そこで、バーナデット・ピーターズが好きで、今回NYに来てからかくかくしかじかの作品を見たと話す。特に、まだプレビューの段階で、政治を風刺している話題の作品を持ち出すと、相手は関心を示してくれる。そして、その作品について短く気のきいたコメントを述べると、先方の私に対する扱いが変わってくる。
日本だと中々こういう具合に話が運ばないのは残念である。
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リチャード・フロリダによるクリエイティブ・クラス論の著作の一つ The Flight of the Creative Class の翻訳書が『クリエイティブ・クラスの世紀』として刊行されて少したったが、どの程度日本で受け入れられているのかについて興味がある。
というのは、私はフロリダのクリエイティブ・クラス論の第一作である The Rise of the Creative Class が刊行された時にすぐに読み、『文化経済学』(第3巻第4号)(2003年刊)に書評を書いたことがあるからである。
その後、翻訳の計画の話は時々耳にしたが、中々翻訳書が出ないままになっていた。
フロリダの議論は詰めが甘いので学術書としては難はあるものの、読んで楽しい創造性に関する議論ではあると思う。
来年、The Rise of the Creative Class も翻訳が出るそうなので、彼の議論がどう変化しているかを知るために両者を読み比べてみるのも面白いだろう。
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数年前に書いた自分の論文を、最近読み直した。
スペースの都合で割愛した学説史の概略を補足したい部分もあり、表現が稚拙な部分もあり、いろいろと書き直す必要を感じた。
今までに書いた文章は、全て加筆修正のうえ、これから刊行していく三部作(ないし四部作になるかもしれない)に組み込んでいこうと思っている。
書きあがって少し時間がたつと、またその本を書き直したくなるのだろうが、それは致し方ないことなのだろう。
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ほとんど翻訳されないのが不思議な David Sedaris。The New Yorker 常連のユーモア作家で、レターマン・ショーで自作を朗読することもある人気者。このシニカルな持ち味はまさにニューヨーカーである。
名作 SantaLand Diaries が収められた Holidays on Ice は翻訳書が出てしかるべきだと思う。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/0316779237/ref=sib_rdr_dp/249-3142245-6379561
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このブログにお越しになる方はご存知の方が少なくないと思われるが、念のために記しておくと The Encyclopedia of New York City はニューヨークへの理解を深めたい人には不可欠の事典である。
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Dan Yaccarino は私が好きなイラストレーター。彼のホームページはこちら。こういうタッチに私は弱い。
http://www.danyaccarino.com/dy/
彼の最新刊は、Every Friday。毎週金曜日にダイナーに出かけるのを楽しみに、そして大事にしているパパと坊やのお話。
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『朝日新聞の用語の手びき』の初版を、私はかれこれ25年以上使っている。新しい版を買い求めてもよいのだが、掌におさまる大きさが好きで今でも初版を使っている。
この手びきで重宝するのは同音異字の漢字の使い分けである。「替える」と「換える」など、何度この手びきを参考にしたことか数えきれない。
一つ疑問なのは、国語辞典がこのような同音異字の漢字の使い分けについての情報を提供するのに消極的なことである。一通りの説明はあっても、この朝日の手びきのように豊富な用例を提供している国語辞典を私は寡聞にして知らない。
ただ単に私が本当に寡聞なだけかもしれないので、この種の情報が豊富な国語辞典があるのなら、お教えいただけると幸いである。
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Opposing Viewpoints というシリーズがある。
論争性の高いテーマの様々な論点について、賛成派と反対派の双方の文章をピックアップして掲載したリーダーである。巻末には文献案内を掲載している。Greenhaven Press という出版社の刊行。
最近はご無沙汰しているが、私はこのシリーズを読み漁っていた時期がある。賛成派の議論をその通りだと思って読んでも、反対派の議論を読むと賛成派の言うばかりではないと気づかされる。読み進むにつれ、頭が耕されてくるシリーズである。
このシリーズが日本でどの程度知られているかは分からないが、ゼミで討論したいときの教材にもってこいである。
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アメリカにおける文化政策の最新動向をフォローしたいときは、Center For Arts & Culture が発行しているリストサーブに下記から登録すると便利。毎週、無料でメールが送られてくる。
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文化政策の入門書を日本語で一通り読み終え、本式に英語文献を読み始めたいとき、The Politics of Culture: Policy Perspectives for Indivisduals, Institutions, and Communities はお勧め。これまでの主要な議論を一望できる便利な一冊である。
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優れた論文を一つご紹介したい。
太下義之氏の「PFIにおける『需要リスク移転のパラドックス』を巡る考察」である。『季刊 政策・経営研究』第2号に掲載されているもので、副題は「PFIの失敗事例に学ぶ、PPP成功のポイント」となっている。
本文はこちらから:
http://www.murc.jp/report/quarterly/index.html
これからはこれが流行る!、これを知らない人間は遅れている!とまくしたてるのも結構だが、この論文のように失敗事例を分析して教訓を得ようというのは大変知的な作業であり、この論文から学ぶべき点は多い。
なお、ディスクロージャーをしておくと、太下氏は私が非常にお世話になっている優れた研究者である。
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お仕事を頂戴するのはありがたいのだが、頼りになる編集者の方にめぐりあうことは非常に少ない。
仕事をお引き受けするお返事を送った後に何の音沙汰もないとか、1ヶ月たっても連絡をよこさず、こちらからメールするときれいさっぱり忘れているとか、論外のケースも多い。
自分の社の都合と執筆者の心意気の板ばさみになりつつも、両者にとって利益になるように舵取りしていくことができなければ、編集者とはいえない。
この点で、学術出版社の編集者は怖い。学者の能力を非常に的確に評価できる方が多いし、この方たちに自分の能力のなさを隠しおおせることはできないので、よい仕事をしなければという気持ちにさせられる。
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私のブログは検索エンジンで上位に来るものが多いようだ。それだけロングテールな話題について書いているということである。
アクセス解析を見ると検索エンジンで調べてこちらにお越しの方が少なくない。となると、私の書いた文章が検索して初めて得る情報という方もいらっしゃるわけだ。
縦横に検索して情報を吸収していく時代になったとはいえ、最初に接するのが私の文章となると、客観的に書かないといけないのかなと考え込んでしまう部分がある。
ここまでのところはわりと事典的な書き方をしてきているので、これをさらに徹底すべきなのか、もう少し書いてみてまた考えてみたい。
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もっとも最近は劇場通いを週末に固めるようになってきている。
以前は今ほど原稿を書いていなかったし、それにネット環境がよくなって曖昧な情報をすぐに確認できるので、取材の記憶が薄れる前に一気に原稿を書いてしまうのが一番効率的な仕事のやり方になっている。
そうなると、8時までに原稿が仕上がらないこともままあり、また「ウォールストリートジャーナル」の発行人に取材するともなれば、前の晩から緊張して取材が終わるとぐったりしてとても劇場に行く体力が残っていないことにもなる。
インタビューは疲れるが、年々取材なしで原稿を書くのは怖いと思うようになっている。
業界紙が大きく取り上げている話題でも、当事者に話を聞くと、あれは社内事情でそうしただけで自分は反対だ、だからこの件は小さな扱いにしてこちらを大きく書いてほしいと言われることもある。
また、プレスリリースを出す前の段階の計画中のプロジェクトについて教えてもらえることもある。
こうした情報の入手に加えて、取材にはキーパーソンの人間性に接することができるというメリットもある。私はこれを一番大きなメリットだと感じている。頭がやわらかくてなるほどこう戦略は立てるんだなあと感心させられる人、あっさり成功したようで実は苦労人な人、なぜ話がかみあわないのかお互いちんぷんかんぷんで取材を終えた人、などなど。
ニューヨークはニューヨークの感性で動いているし、東京は東京の感性で動いている。これはグローバル化の世の中でも容易に均一化しないもので、どんなに疲れても取材を積み重ねていかねばと思う。
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「ニューヨークタイムズ」やブロードウェイについて多く取り上げるつもりではじめたブログが、今のところアメリカのテレビについて取り上げるブログになっている。記事につながりをもたせたいと思っているうちに、テレビで話がつながることになったが、おいおいNYTやブロードウェイのことも書いていくつもりである。
2,3の知人にはマニアックなことを書いていると評されたが、私はそんなにマニアックなことを書いているとは思っていない。確かにJudy Woodruffなどは、アメリカ人でも知らない人は少なくないと思う。PBSは見ない人は絶対に見ないので。
でも、Regis PhilbinとかDavid Lettermanは、アメリカなら誰もが知っている著名な司会者で、逆に日本で知名度が低いのが不思議である。だから、グーグルからRegis Philbinで検索してこのブログに来られた方がいらっしゃったのは嬉しかった。
アメリカの長寿テレビ番組や著名な司会者で日本で知名度が低いケースは結構多い。レターマン・ショーは番組のごく一部だけネット上で見られるが、コストがかかるから字幕なしでいいのでレターマン・ショーを全て放送してくれるケーブルテレビ局が日本にあらわれてくれないものか。
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ニューヨークの主としてメディア・エンタテインメント業界について、そして時々ファッション・不動産について、思いつくままに書いてみようというのが、このブログの趣旨である。特に私はタイムズスクエアが好きなので、ニューヨークタイムズ社やブロードウェイに関する話題が多くなると思う。
今さらながらブログを始めるのは、いくつか理由がある。
第1は、これまでに執筆した原稿のアップデート情報の提供。
第2は、取材して記事にするほどの余裕がないテーマについて記すこと。どなたかが取材して記事を書いてくださると嬉しい。
第3は、自分で論文や新聞・雑誌記事にしたいが、いろいろな事情でまとめることができずにいる雑感である。ニューヨークにはこういう側面もあるというご紹介である。
したがって、このブログは私のプライベートについて記すものではない。マニアックなブログと思われる方もあるかと思うが、もしご関心のある方がいらっしゃったらおつきあいいただけたら幸いである。
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