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2013年5月

The Food-Truck Business

 このコラムはいつも面白い:

http://www.nytimes.com/2013/05/12/magazine/the-food-truck-business-stinks.html?ref=itstheeconomy&_r=0

Tori Sparks

 「スリープ・ノー・モア」であまりにも見事にマクベス夫人を演じたトーリ・スパークスへのインタビュー記事を『現代ビジネス』の連載で公開した:

 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/35861

 私の演劇人生において、「スリープ・ノー・モア」ほど何度も何度も通いつめ、めくるめく経験をした作品はない。中でもスパークスのマクベス夫人にはどれほど魅了されたことか、はかりしれない。

 超一流のダンサーでありながら、ダンスの枠をこえてアートに真摯に打ち込むスパークスの生き方をお伝えできたとすれば幸いである。 

Barbara Walters

 引退を表明したバーバラ・ウォルターズについての論考:

 http://www.nytimes.com/2013/05/15/opinion/entertainment-news.html?ref=barbarawalters

Experienced Journalists

  アメリカのテレビニュースから老練のいぶし銀のアンカーやホストが消えていくのは寂しいものがある。

 CBSのモーリー・セイファーやボブ・シーファーが現役なのは救いだが、全体の傾向としては、休みなくしゃべるのは達者かもしれないが、重みがないアンカーやホストが増えている。 

 テレビニュースのエンタテインメント化を考えると、この傾向が覆りそうな見込みは当分はなさそうである。

Nellie McKay

 現在、クラウン・ショーの Old Hats でピアノとウクレレを披露し、ショーを盛り上げているネリー・マッカイ:

 http://www.nelliemckay.com/

 実に独特なキャラクターの才女である。何がどう独特かをうまく説明できないので、まずは彼女のアルバムに親しんでみたい。

The May 2013 Issue of Journalism

 『Journalism』(朝日新聞社)2013年5月号の特集は経済報道がテーマ:

 http://www.asahi.com/shimbun/jschool/report/1305.html

 経済報道についての論考は少ないので、こうした特集はもっと組まれるべきである。私も執筆したい論点がたくさんある。

 2人の日経OBによる寄稿も興味深いが、日経の問題点は薄情な体質にある。情なくして人の世は成立しないと私は考えるが、ちょっと利用価値がないとなると即座に切り捨てて知らんぷりという体質は問題である。

 日経は戦後日本の欠点が凝縮された会社であり、体質が改まることはないであろう。

The End

 大方の予想通り、NBCは Smash の打ち切りを決定した。

 出来が悪いのだから、これは当然である。役者たちがマリリン・モンローへの思いを口にしても、全く真に迫ってこなかったし、テーマもキャラクターも表面的で深く掘り下げられていなかった。

Top of the Morning

 NYTのメディア産業担当記者、ブライアン・ステルターが描く、モーニングショーの内幕ドキュメント:

 http://www.amazon.co.jp/Top-Morning-Inside-Cutthroat-World/dp/1455512877

 モーニングショーのホストをめぐる悲喜こもごもはニューヨークのメディア・ウォッチャーの心を熱くしてやまないテーマで、私も一度記事を執筆したことがある:

 http://astand.asahi.com/magazine/wrbusiness/2012070800001.html

Sympathy

 演劇、映画、テレビドラマ、いずれを問わず、観客・視聴者にいかに感情移入してもらい、観客・視聴者の感情をゆさぶっていくかを深く考えずに制作している作品が多いと感じる。

 ばか騒ぎしているだけではどうしようもないし、作り手が自らの世界観に酔っ払っているだけだと観客は作品に入り込めない。

 何を今さらという基本的なことだが、頭も使っていないし、心理にも鈍感な作品があまりにも多いので、一言記してみた。

Nominations

 今年のトニー賞のノミネーションが発表になったが、ミュージカルの新作は今年も不作である。関係者一同、こんなことを続けていっていいのか、猛省すべきである。もっとエッジのきいた作品で冒険していかないと、ブロードウェイに未来はない。

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