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2012年10月

2000

 日本の新聞が読みごたえがない理由の一つとして、記事が短いことが挙げられる。日本の新聞社では、100行を超える記事はかなりの長文記事という認識になるかと思う。

 だが、NYTなどでは、短い部類に属する1段使った記事でも700-800語あり、日本語にすると2千数百字にはなる。

 私は2500-3500字で記事を書くことが多い。ネタふりをし、基本的な事実関係を説明し、エピソードを加え、考察を記すとどうしてもこの程度の字数になる。1千数百字ではあまりに字数が足りない。

 そこで、一つの提案だが、2000字を下回る記事は通信社電を使い、それ以上は自社の記者が執筆した記事を掲載するようにしたらどうだろうか。

By Invitation Only

 ギルトについての書籍:

http://www.amazon.com/gp/product/1591844630/ref=oh_details_o00_s00_i01

MoMA

 MoMAが絶好調である:http://www.crainsnewyork.com/article/20121007/ARTS/310079987

Smash

 いよいよ日本でも Smash が放送される:

 http://www.dlife.jp/lineup/drama/smash/

Portuguese

 もう一つ、NYTの話題。ポルトガル語版がスタートする:

http://www.ft.com/intl/cms/s/0/5c312fce-161b-11e2-b6f1-00144feabdc0.html#axzz29LbUpyNJ

Broadway Musicals: From the Pages of The New York Times

 NYTの話題が続くが、同紙に掲載されたミュージカルの劇評のアンソロジーが刊行された。私のような者には、たまらない書物である:

http://www.amazon.com/Broadway-Musicals-Pages-York-Times/dp/1419703374/ref=la_B0094355YK_1_1?ie=UTF8&qid=1350277692&sr=1-1#_

 ジャーナリズムにおけるアート批評の重要性については、私は同書の編者のベン・ブラトリーにインタビューし、下記の記事などことあるごとに訴えている:

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080307/149340/

 アートへの無関心はすなわち、人を社会を見つめる観察力の貧しさを意味するのであるが、日本のジャーナリズムの住人でこの大事なポイントに関心を示す人は極めて少ない。それだけ がさつ なのであろう。

The New Public Editor

 NYTの新任のパブリック・エディターについての記事:

http://nymag.com/daily/intel/2012/10/rapturous-reception-for-times-public-editor-margaret-sullivan.html

Arthur Ochs Sulzberger

 「ニューヨークタイムズ」の前発行人であるアーサー・オックス・サルズバーガーが逝去した。そこで、「Webronza」で追悼記事を公開した:

http://astand.asahi.com/magazine/wrbusiness/2012100900007.html?iref=webronza

 なお、記事では、日本の新聞界が採用している「サルツバーガー」の表記になっている。なぜ、「ズ」ではなく「ツ」が採用されたかは不明である。

Barclays Center

 ブルックリンに大きな変化をもたらすであろうバークレー・センターがオープンした:

  http://www.barclayscenter.com/

 ブルックリンは仕事があるときに訪れる程度で私の守備範囲ではないが、とりあえずどんなものなのか一度は見物に出かけるつもりである。

The Best Show

 記事も執筆した「スリープ・ノー・モア」:

 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31732

 私としては、生涯、これ以上の演劇作品に出会うことはないのではないか、と思える作品である。

 ふつう、どんなに気に入った作品でも5回程度見るともういいかなという気になるが、この作品はそうはならない。見れば見るほど、探検を重ねれば重ねるほど、面白みが増してくる。

 また、この作品では役者は話さないのが基本だが、役者に選ばれて1対1になると、役者は観客の仮面をはずし、語りかけることがある。この楽しみもやみつきになるものがある。

 この作品は公演期間を小まめに延長する方式を取っており、現在は来年1月5日まで公演予定である。

Peter and the Starcatcher

 「ピーター・アンド・スターキャッチャー」が来年1月20日でクローズするという:

http://peterandthestarcatcher.com/

 才気あふれる作品なのに、もうクローズしてしまうのは残念である。「ウィキッド」のようにミュージカル作品として制作していれば、あるいはロングランできたかもしれない。

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