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Enthusiasm

 「日経ビジネス」オンラインのコラムを打ち切ったことについて、いろいろとお便りをいただいた。

 そこで、もう少し説明を付け足しておくと、私の研究分野で誤りの多い記事を掲げたので間違っていますよと指摘したのだが、編集部は全く関心を示さなかった。したがって、いまだに誤りはそのままに記事はサイトにアップされ続けている。

 雑誌としては珍しいことではないとはいえ、同誌には面白おかしく書けば読者を獲得できるだろうというスタンスのスタッフもある。その考え方は理解できる部分もあるが、読者は編集部が考えるほど馬鹿ではない。まして、事実の裏付けなく記事を書いたら、もはやジャーナリズムではない。

  デジタルによるジャーナリズムの変革というテーマに携わって思うことは、既存のジャーナリズム組織、特に新聞社に属する人でこのテーマに関心のある人は非常に少ないということである。

 だから、ニューヨークで面白い動きがどんどん進展しているのに、その動きを伝える人は非常に少ない。自らの生存に関わるテーマを熱心に報道することもできずに生き残れるはずがない。クレイトン・クリステンセンの言うとおり、長年の慣行から抜け出せずにいるのである。

 また関心のある人でも、ただ物知りになれば満足というのでは意味がない。

 そこで、私は、ニューヨークの動きを自らのジャーナリズムにも取り入れ革新を図る意欲のある他の媒体で幅広く執筆することにした次第である。

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