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2011年2月

A New Column

 同種のコラムを発足させ、しかも我々のコラムの通しタイトルと同じ「新世紀」ということばを使うのなら、編集部と執筆者は一言連絡するのが筋であろう。
 我々のフォースクエアCEOへのインタビュー記事も読んでいないようだし、ベルが電話を発明した理由も間違っている。
 また、少しは品のある文章を書く方に依頼してほしいものである。
 これほどでたらめな記事は見たことがない。これで原稿料を要求するようなら、津山氏はジャーナリストを廃業すべきだ。そして、こういうことをやっていたら誰も「日経ビジネス」をまともな媒体と思わなくなるだろう:

Tetsuya Nojiri

 野尻哲也『成熟期のウェブ戦略―新たなる成長と競争のルール』(日本経済新聞出版社):

http://www.amazon.co.jp/%E6%88%90%E7%86%9F%E6%9C%9F%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%96%E6%88%A6%E7%95%A5%E2%80%95%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E3%82%8B%E6%88%90%E9%95%B7%E3%81%A8%E7%AB%B6%E4%BA%89%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB-%E9%87%8E%E5%B0%BB-%E5%93%B2%E4%B9%9F/dp/453249091X

   私は今後もウェブはどんどん進化していくと考えているので書名には違和感を覚えるが、教科書としてはたいへんよく書けている書物だと思う。

Media Inquiries

 取材の申し込みをしていて困るのは、取材を受けるつもりがないのに受けようとするふりをする広報の人である。

 その方がこちらに良い印象をあたえると思っているとしたら、その広報は間違っている。何度も問い合わせをしてははぐらかされ、結局取材を断念するに至った企業への評価は確実に悪くなる。

 こちらも取材したい人はたくさんいるので、受けないなら受けないと明快に言っていただいた方がお互い時間の節約になる。

Dennis Crowley

 フォースクエアのデニス・クローリーCEOが Closing Bell (CNBC) に出演した:

http://www.cnbc.com/id/15840232?video=3000006432&play=1

 日本語版もスタートしたとのことである。

 私どものインタビューはこちら:

 http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20101005/216511/

Disruptive Innovations

 クリステンセンの『イノベーションのジレンマ』でお馴染みの破壊的イノベーション。シリコンアレーのバズ・ワードにもなっている:

http://www.crainsnewyork.com/article/20110216/SMALLBIZ/110219910

Closing Bell from SecondMarket

 アメリカ時間で2月17日の Closing Bell (CNBC) は、セカンドマーケットからの生放送だった。

 アンカーのマリア・バーティロモとセカンドマーケットのバリー・シルバートCEOの2人ともインタビューしているおそらく唯一の日本人の私としては、この上なく興奮する番組であった。

 今日の模様はこちらで見ることができる:

http://www.cnbc.com/id/15840232?video=3000005855&play=1

http://www.cnbc.com/id/15840232?video=1802001068&play=1

 私の2人へのインタビュー記事はこちら:

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20100413/213961/

http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20110120/218060/

The Future

 シリコンアレーの研究をはじめて、デジタルでジャーナリズムの可能性を切り開き、なおかつビジネスとして成立もさせる方程式がだんだん見えるようになってきた。

 「断末魔の既存メディア」といったタイトルの特集をビジネス雑誌が組むのはもう終わりにして、私どもの連載のように未来を切り開くスタートアップ企業に焦点をあてるべきだと思う。

Public Journalism

 1990年代にパブリックジャーナリズムの運動が出てきたとき、私はこの考え方に心を動かされなかった。

 理由は二つあり、一つは私は一匹狼タイプのため運動や連帯は苦手なこと。そして、もう一つは私はいぶし銀のプロの練り上げた仕事が好きだからである。

 しかし、ソーシャルメディアがジャーナリズムの役割をになうところまで発達してきたため、パブリックジャーナリズムに冷淡な態度を取るばかりではいけないと思うようになった。

 というわけで、最近、ジェイ・ローゼンの著作を読み直している。

Spider-Man: Turn Off the Dark Part Ⅱ

 前代未聞の出来の悪さのブロードウェイ版「スパイダーマン」。

 既に下記に記したが:

http://timessquare.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/spiderman-turn.html

 ピーター・パーカーとメアリー・ジェーンの恋の物語を核にすべきと書いたのは、ミュージカルの基本は「ボーイ・ミーツ・ガール」だからである。

 ベタといわれても、こんな感じにした方が良かったのではないか。

 将来ブロードウェイをしょって立ってもおかしくないジェニファー・ダミアノが「私の彼はスパイダーマン」という歌を2回歌う。
 最初は陽気に「彼は空も飛べるし悪者もやっつけるのよ」。2回目は1幕の終わりに「でも、私が愛したのはピーター・パーカーという一人の青年なの」と泣き崩れる。
 
2幕はスパイダーマンがビルの屋上でしょんぼりしてるところから再開する。

 アーティクティックなひねりを効かせるのはブロードウェイ版「スパイダーマン2」まで待つべきだったと思う。

SecondMarket Part Ⅱ

 水野NY支局長が執筆したセカンドマーケットについての記事も、「日経ビジネス」1月31日号に加え、オンラインにもアップされた:

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110131/218212/?P=1

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