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2008年6月

Brooks Brothers (Part Ⅳ)

 ブルックス ブラザーズに関する拙稿の(下)が、「日経ビジネス」オンライン版において公開された:

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080624/163521/

Touched by an Angel

  最近、Touched by an Angel を第1シーズンから見返している。

 60 Minutes のあとの放送だったこともあってよく見ていたドラマだが、今見ても非常に深く厚みのあるドラマである。

 神に使わされたエンジェルが・・・と書くと非常に宗教色の強いドラマに聞こえるかもしれないが、宗教ドラマというほど癖の強いものではなく、普遍的な魅力をもった作品であると思う。

 日本では放送されていないのではないかと思われるが、宗教的な部分を理由として放送を見送ったのだとすればあまりにも残念であり、今からCSで放送しても遅くはない。アメリカのテレビドラマの傑作中の傑作である。

 http://touched.com/touched05/index.php

Keith Olbermann

  MSNBC の Keith Olbermann の人気が最近高い。

  政治的立場があわない人には憎たらしい人物になるのだろうが、極めてオピニオネイティッドで面白いのは間違いない。

 http://www.msnbc.msn.com/id/3036677/

Journalism & Mass Communication Quarterly

  学術誌 Journalism & Mass Communication Quarterly

 ジャーナリズム・マスコミュニケーションに関するアカデミックな著作の新刊の書評が充実していて、私は重宝している。

http://www.aejmc.org/_scholarship/_publications/_journals/_jmcq/quarterly.php

Manhattan

 この秋、Manhattan というラグジャリー・マガジンが創刊される:

http://www.pr-inside.com/modern-luxury-media-announces-manhattan-magazine-r633222.htm

 LAに本社を置く出版社がNYに進出するもの。

 NYびいきの印象だが、西海岸の雑誌の全般的な傾向として、大らかで、つめが甘い部分があるのではないかと思う。

 マンハッタンの鼓動をとらえた雑誌を見せてくれるのかどうか、お手並み拝見である。

Entertainment Weekly

 Entertainment Weekly が、創刊1000号を記念して、様々な分野の「新しい古典」のリストを選出した:

 http://www.ew.com/ew/package/0,,20207076,00.html

 Entertainment Weekly という雑誌を私は面白い雑誌だとは思わないが、見落としているエンタテインメント情報がないかどうかをチェックするのには役立つ。

Robert Thomson

  WSJ のロバート・トムソンが、公の場で初のスピーチを行った:

 http://www.observer.com/2008/robert-thomson-speaks

Cyd Charisse

 シド・チャリシーが亡くなった。

 「バンドワゴン」においてフレッド・アステアと踊ったダンシング・イン・ザ・ダークはMGMミュージカルにおける白眉のシーンの一つである。

 ご冥福をお祈りしたい。

Brooks Brothers (PartⅢ)

 ブルックス ブラザーズの思想と歴史について、本日と来週金曜の2回にわたって、「日経ビジネス」の私の連載で取り上げた。こちらからどうぞ:

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080617/162436/

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080624/163521/

Telephones

 私は電話取材はできるだけやらないことにしているのだが、ちょっと話がはずんでしまって電話インタビューになってしまうことがある。

 やはり、一度も顔を見たことのない人ときちんとしたコミュニケーションがとれるはずもなく、電話取材はトラブルのもとである。

  顔をあわせていればこういうことにはならなかったものを、と思うことはある。

 どんなに手間がかかっても、直接相手に会う作業を省いてはいけないのである。

Jared Kushner

  「ニューヨークオブザーバー」の発行人に就任して2年になる Jared Kushner へのロングインタビュー:

http://www.portfolio.com/views/columns/the-world-according-to/2008/06/10/An-Interview-With-Jared-Kushner

2008 Tony Awards

 今年のトニー賞は、In the Heights が最優秀ミュージカル作品賞に輝いたのは予想通りだったが、South Pacific がこれほど受賞するとは思わなかった。

 そして、Xanadu が無冠に終わったのは残念であった。

 秋にはいよいよ Billy Elliot がブロードウェイに上陸する。

New York Press

 「ビレッジボイス」がフリーペーパーになって、もう何年にもなる。

 比較的このことは日本でも知られているかと思うが、New York Press 同紙のライバル的存在になっているのを知らない人は多いかもしれない。ということでご紹介しておく:

http://www.nypress.com/

Tim Russert

 ティム・ラサートが急死した。まだ58歳の若さだった。

 私は彼の番組を熱心に見てきたとは言いかねるが、彼が名声を築くのに一役買ったハイポセティカル・クエスチョンは中々良い試みだと思っていた。

 ご冥福をお祈りしたい。

Free Papers (PartⅡ)

 フリーペーパーについて研究したい方は、下記の2つは熟読する価値があるだろう:

http://www.newspaperinnovation.com/

http://free-daily.blogspot.com/

Kerry Butler

 「ザナドゥ」で主役を務めているケリー・バトラーの初のソロアルバムが発売された:

http://www.amazon.com/Faith-Trust-Pixie-Kerry-Butler/dp/B001608R1C

 彼女にはバーナデット・ピーターズのような大女優になってほしいものだ。それだけの才能のある女優さんだと思う。

Jamba Juice

 「レターマン・ショー」にはご近所のお店がよく登場する。

 へロー・デリが最も登場回数が多いが、最近はブロードウェイの向かい側にできたジャンバ・ジュースのお店の登場回数も増えてきた。一度、ジャンバジュースのお店からエド・サリバン劇場のレターマンのデスクまでストローでジュースを運ぶことまでやっていた。

 日本でジャンバ・ジュースが人気なのかどうかは知らないが、人気がでてもおかしくないのではと思う。中々おいしい。 

http://www.jambajuice.com/#/home/

Circulation

 NYTのオンライン版は実によくできている。

 これだけオンライン版が質量共に充実して、なおかつペーパー版の部数の落ち込みが現在の程度でとどまっているのはすごいことだと思う。

Sobun

 創文社が発行している『創文』6月号に、「新聞のミッションと経営」と題して執筆した。

 ネット上では読めないが、もうすぐ図書館などに入るはずである

Bells

 ニューヨーク証券取引所において、取引開始のオープニングベルと取引終了のクロージングベルで カンカンカン と鐘が鳴るのにはえもいわれぬ感動を覚える。

NB Online

  現在、私は「日経ビジネス」で連載しているが、この連載は今までの連載の中で私にとって最も楽しい仕事になっている。

 担当副編集長氏からOKをえられる範囲内ではあるものの、ニューヨークに関することならどんなテーマをどんな長さで書いてもよいのが有難い。読者のレベルも高い。

  そして、ジャーナリズムなのだから物議をかもすことがあって当然という考え方に立っている編集部なのも心強い。無能な編集者と組んで散々な目にあった経験は私もあり、同様の経験は二度としたくない。

 ただ、あまりにマニアックになってしまうとトラフィックが少なくなってしまうし、鑑賞記以外は取材して執筆するルールでやっているので、書きたいテーマのごくごく一部しか書けない。

 だからこそ、取材に出かけるテーマを厳選する必要があるのだが、手間暇かかってもたっぷり調べてから取材に出かけるのはとても楽しくてやめられない。特に、調べる過程で思いついた質問をぶつけて的確な答えをえられたときの満足感は大きい。

The Cover

  「ニューヨーカー」の表紙:

http://www.newyorker.com/magazine/toc/2008/06/09/toc_20080602/?yrail

 上記のページでは分かりにくいかもしれないが、私は本屋さんに肩入れする方である。

Bernadette Peters (Part Ⅲ)

 ブロードウェイの女王バーナデット・ピーターズのお子さん向けの本の売れ行きがよいそうだ:

http://www.playbill.com/news/article/118269.html

 バーナデットの朗読と歌のCDもついているとなれば、大人も楽しめること間違いなしである。

 彼女の犬好きは相当なもので、「ブロードウェイ・バークス」のイベントは私も一度最初から最後まで見たことがある。

 この人は好き嫌いで語る次元をこえている。このかわいらしさ。この洗練さ。この迫力。彼女はブロードウェイの宝である。

Michael Bloomberg

  ブルームバーグ市長のファッションについて、コメントをにぎやかに満載した記事:

http://www.nytimes.com/2008/06/02/nyregion/02fashionmayor.html?_r=1&scp=4&sq=michael+bloomberg&st=nyt&oref=slogin

 ポール・スチュアートのスーツ、ブルックス・ブラザーズのネクタイ、ブルーミングデールのアンダーウェアがお好みで、特にポール・スチュアートは店員さんが病気のとき何度も電話したほどのファンだそうだ。

 ブルームバーグのポール・スチュワート好きはかねてから知られているところだが、上品で良いと思う。

 ただ、記事を読む限りでは、ポール・スチュアートでのお買い物はスーツが中心のようで、カラフルな色あいのジャケットは購入していないようだ。

West Side Story

 諸般の事情でブロードウェイでのリバイバルが行われてこなかった「ウェストサイドストーリー」。

 来年2月にリバイバルが実現するようだ。

http://www.playbill.com/events/event_detail/14713.html

Passing Strange

  「NYタイムズ」のブラントリーとイシャウッドのトニー賞予測のリストを見ると、2人とも Passing Strange を高く評価している。

 だが、トニー賞は In the Heights にいくだろう。

 Passing Strange は芸術性は高いが、万人受けする作品とはいいがたい。

Press Critics

  近刊。目次を見ると面白そうである:

http://www.greenwood.com/catalog/C9910.aspx

Million Dollar Password

  リージス・フィルビンの新番組がスタートした:

http://www.cbs.com/primetime/million_dollar_password/

 「リージス・アンド・ケリー」を週4日やるだけでも手術後の体にはこたえるだろうに、よく体力がもつなあと心配になる。

Tyra Banks (Part Ⅱ)

 タイラ・バンクスについてはこのブログでも既に一度取りあげたが、今週号の「NYタイムズマガジン」のカバーストーリーも彼女である: 

http://www.nytimes.com/2008/06/01/magazine/01tyra-t.html?_r=1&ref=magazine&oref=slogin

 メリル・ストリープについてのボブ・グリーンのコラムの中で、ストリープは「タイム」の表紙になるより「NYタイムズマガジン」の表紙になるほうが嬉しいという趣旨のことを言っていたと記憶している。

 時の人は必ず「タイム」の表紙になるが、「NYタイムズマガジン」は「タイムズマガジン」が価値を認めないと表紙で取り上げないので、取り上げられると嬉しいということになるのではと私は解釈している(その点で、先週号のカバーストーリーは「タイムズマガジン」の表紙の価値のない受け狙いの駄作であった)。

 最近、過去の「タイム」の表紙がネット上で見られるようになったが、昔の「タイム」の表紙の濃い味わいは最近の「タイム」の表紙からは失われてしまっているように見える。

Susan Jacoby

  いろいろ批判はあるだろうが、こうした議論は貴重だと思う:

http://www.amazon.com/Age-American-Unreason-Susan-Jacoby/dp/0375423745

Marriage?

  下記は Newsweek の報道:

http://www.newsweek.com/id/139425/page/1

Alfred Hitchkock

 少し古い話題だが、Vanity Fair の今年3月号は、ヒッチコック映画のヒロインを現在活躍中の女優が再現してみせるという企画をやっていた。

 これが極めておそまつな出来で、ヒッチコック映画のエレガンスさとは程遠い出来の悪い物まねに終わっていた。

 それだけ下品な時代になったということかもしれない。

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