« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »

2008年5月

Seinfeld

   このごろ、アメリカのテレビのシチュエーション・コメディでこれぞという傑作はないが、しかたのないことだろうとも一方で思う。

 Seinfeld という傑作が出てしまった以上、これを超える作品は今後数十年出てこなくても不思議ではない。

Online Financial Sections

 アメリカの新聞社の経済セクションのオンライン版について、WSJ と USA Today を除いたランキング:

http://www.247wallst.com/2008/05/rating-the-onli.html

 コメントも面白く、一読の価値あり。

Emily Gould

 私はこのカバーストーリーについて記事を書くつもりはないが、雑誌の配達前に既にネットに掲載され、とにかく話題になっている。

http://www.nytimes.com/2008/05/25/magazine/25internet-t.html

The NewsHour with Jim Lehrer

 「ニューズアワー」の財政がピンチだという:

http://www.nytimes.com/2008/05/19/business/media/19newshour.html?ref=media

 「60ミニッツ」を生み出したドン・ヒューイットのことば「PBSは素晴らしいがアメリカでは機能しない」が思い出される。

 ヒューイットの言う通りかもしれないが、アメリカにお金持ちはたくさんいるのだから、PBSを代表する番組に資金が集まらないとしたら、それはアメリカの恥であろう。

 そして、ジム・レーラーの後継者問題も含めて、「ニューズアワー」は番組内容を見直し、マンネリ気味の状態から抜け出す必要があると思われる。

New Rules

 ジャーナリズムの報道姿勢の変化を Old Rule -New Rule として対比したのが下記のエントリー。嘆かわしい変化もたくさんある:

http://blogs.tampabay.com/media/2008/05/old-school-tv-n.html

Financial Week

 クレイン・コミュニケーションズが刊行している Financial Week

 同社の他の刊行物に同誌のことが記されていて、ああそういえばそういう雑誌を創刊したなあと思い出した。

 だが、私は一度も手にしたことがないし、全然話題になっていない雑誌である。クレインが出しているのだから真面目な雑誌だと推測できるが、採算は取れているのだろうか?

http://www.financialweek.com/apps/pbcs.dll/frontpage

Craig Newmark

 Craig Newmark は Craigslist が新聞からクラシファイド広告を奪ったという見方は誤りだという見解のようである。

 儲け主義の人ではないからそのような立場をとるのかもしれないが、我々は優秀だからクラシファイド広告を獲得することができたと言う人のほうが私は好きである。

Plain Language

 「NYタイムズ」の報道姿勢についてもう一つ記しておくと、同紙の記事の分かりやすさと論理の明快さは、世界中のジャーナリズムがお手本とすべきである。

 業界紙の記事を読んでも今ひとつ要領をえず、NYTの記事で読み直すと要点を要領よくつかめることはよくある。

 特に日本の新聞はファクトを並べて、てにをは でつないだだけの記事が多いが、そうした記事は頭に入りにくい。

 論理がきれいに流れるようにし、そして論理にそってファクトを記していく努力をすべきである。

Jazzy

   「NYタイムズ」の報道姿勢について jazzy ということばで形容する記事を時々見かける。

 NYTは「灰色の貴婦人」と呼ばれ、渋さを魅力としていた時代もあった。

 シリアスである点はNYTは今も昔も変わりなく、同紙がシリアスでなくなることは考えられないが、渋くはなくなってきている。渋いというよりはむしろ、才気煥発になってきていると思われる。 

Talking Biz News

  アメリカのビジネスジャーナリズムが大好きな方なら、下記のブログをまる一日読み続けることができるであろう。少なくとも私はそうである:

http://weblogs.jomc.unc.edu/talkingbiznews/

Charles M. Blow

    「NYタイムズ」に新しく加わった Op-Ed コラムニストについてNYTは紙面では特に説明をしていないようだが、ウェブ上ではコラムニスト・バイオグラフィーを提供している:

http://www.nytimes.com/ref/opinion/CHBLOW-BIO.html

 同紙 Op-Ed ページ初のビジュアル Op-Ed コラムニストだそうだ。

 これで、Op-Ed コラムニストは総勢11人ということになる。「ワシントンポスト」の21人に比べると少ないが、掲載する論説の数は「NYタイムズ」のほうが「ワシントンポスト」より少ないので、Op-Ed コラムが多くなりすぎ外部に求めた寄稿が少なくなったという印象を受ける。

The General Newspaper

 The Wall Street Journal の一般紙化について意見を求められることが最近多い。

 これは大変難しい問いである。

 吉と出る可能性、凶と出る可能性の双方を述べると、では私はどちらだと思うかと聞かれるのだが、分からないというのが正直なところである。

The Period

 トリビアだが、The Wall Street Journal は最後に .(ピリオド)がつく。

 なぜピリオドがつくのか。説明を何かの資料で読んだことがあるのかもしれないが、記憶にない。

Gossip Girl

 CWのドラマ Gossip Girl が人気だ。New York Magazine がカバーストーリーで取り上げるところまできた:

http://nymag.com/arts/tv/features/46225/

 残念ながら、私はまだ1エピソードも見ていない。

 まもなくシリーズ1のDVDが出るので、DVDで見ることにしたい。

http://www.amazon.com/Gossip-Girl-Complete-First-Season/dp/B000W6ZUUC/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=dvd&qid=1210757579&sr=1-1

The Anniversary Issue of Conde Nast Portfolio

 Conde Nast Portfolio については、これまでこのブログでも3回ほど取り上げてきたし、「広研レポート」「新聞研究」でも記事を執筆してきた。

 これまでのブログはこちら:

http://timessquare.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/conde_nast_port.html

http://timessquare.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/the_premier_iss.html

http://timessquare.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/legacy_newspape.html

 このほど創刊1周年記念号を準備中の同誌編集部を訪れ、「日経ビジネス」オンライン版に記事を執筆した。リンクはこちら:

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080502/155049/

 「ヴォーグ」を出している出版社だけあって、さすがコンデナストの社内はおしゃれな雰囲気である。私には真似できない上級者のおしゃれをした紳士もエレベーターに乗り込んでくる。

 記事にも記したが、この雑誌については引き続き記事を執筆していく予定。

New York’s Newschannel

  NBCが、NY1に対抗してNYローカルのニュースを24時間休みなく伝えるケーブルチャンネルを立ち上げるという:

http://www.crainsnewyork.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20080507/FREE/453424355/1059/newsletter01

 人員を増やさずにやれるのかどうかは疑問だが、マルチプラットフォーム化を測ることにより生き残りを図るのは、大いに理解できるところである。

Maureen Dowd

    「NYタイムズ」の Op-Ed コラムニスト Maureen Dowd が、下記で質問に答えている:

http://hprsite.squarespace.com/the-more-things-change-042008/

Arianna Huffington

 アメリカのメディアに関する日本のメディアの報道は質量ともにおそまつだが、このブログで一度言及したアリアナ・ハフィントンの「ハフィントン・ポスト」についても、ほとんど誰も注目していないようだ。

 私が取材にでかけるべきなのかもしれないが、「ハフィントン・ポスト」は西海岸が本拠地なので中々難しいものがある。どなたか取材に出向いてくださらないものか。

 参考までに、ここでは彼女が最近「チャーリー・ローズ」に出演したときのビデオへのリンクをはっておく:

http://www.charlierose.com/shows/2008/04/30/2/a-conversation-with-arianna-huffington

Jimmy Fallon

  NBC の Late Night の新ホストはやはり Jimmy Fallon になるようだ。

http://www.ew.com/ew/article/0,,20197320,00.html?xid=rss-feed-todayslatest-20080505-Jimmy+Fallon+claims+Conan+seat

 多分、うまくいくことだろう。問題は Conan O'Brien である。私は彼を全然面白くないと思っている。

min

 メディア業界紙 min (Media Industry Newsletter)。

 日本では知らない人が多いのでは?

 http://www.minonline.com/

David Rothkopf

  5月4日付の「ワシントンポスト」が、下記の書物

http://www.amazon.com/Superclass-Global-Power-Elite-Making/dp/0374272107/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1209996089&sr=1-1

に基づき、次のような記事を掲載している:

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/05/02/AR2008050203311.html?hpid=opinionsbox1

 「ポスト」の記事だけを読むとかなり強引な議論のように思えるが、読んでみる価値はありそうだ。

Bethany McLean

 エンロン報道で名をはせたベサニー・マクリーンが、「フォーチュン」から「バニティ・フェア」に移籍するという。コンデナストは彼女を獲得しようとずっと努力していたようだから、かなりの好条件を提示したのであろう。

 彼女と Peter Elkind の共著Smartest Guys in the Room: The Amazing Rise and Scandalous Fall of Enron は翻訳書が出なかったようなのは残念なことである。

http://www.amazon.com/Smartest-Guys-Room-Amazing-Scandalous/dp/1591840082/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=books&qid=1209989564&sr=1-3

WOWOWOW (PartⅡ)

 サイト発足時にこのブログで一言言及した WOWOWOW (The Women on the Web)。その後、私は創設者を訪ねて話を聞いた。

 その取材の成果をふまえて執筆した記事が「日経ビジネス」オンライン版に本日掲載された:

  http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080428/154403/

  記事にも記したが、日本人女性の寄稿者を彼女たちは探しているので、ご関心のある方は、このブログのプロフィール欄に記したアドレスにメールをどうぞ。

« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »