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2008年2月

The Pulitzer Prizes

 Pulitzer の発音は、木下玲子さんによると「プーリッツァー」が正しいのだという。

 意外な説だったので、私が院生のとき事務局を務めていた研究会で木下さんにお越しいただいたときに、この発音についてうかがったところ、「プーリッツァー」で間違いないと自信をもっておっしゃった。

 その後、ニューヨークで折にふれてこの発音の話をジャーナリズムの専門家に持ち出しているのだが、「ピューリッツァー」でいいと思うよという人がほとんどである。ジム・レーラーも「ピューリッツァー」と番組で発音したのを聞いたことがある。

 しかし、The Pulitzer Prizes の事務局でこの件について聞いたことはないので、一度直接聞いてみる機会を作りたいと思っている。

 

Journalism Bibliographies

  下記はアメリカのジャーナリズムを研究したい人のための文献リスト。便利である:

http://www.poynter.org/column.asp?id=49&aid=89159

Bluntness

 私の経験則。 

 はじめて取材でお目にかかった方に中々打ち解けてもらえず苦労することがある。何をどう質問してもつれない答えが返ってくるばかりで途方にくれることがある。

 だが、こうした方は、こちらが熱意をもって周到な準備の上で専門家の門を叩いていることを分かっていただけるようになると、非常に親切にご教示下さるようになり、私の大切な情報源になっていくことが少なくない。

Paul Stuart

 マディソン街の44丁目から45丁目にかけて、ブルックス・ブラザーズとポール・スチュアートのお店が並んで立っている。

 ポール・スチュアート・ジャパンのカタログは、同ブランドが提供するのはファッションではなくスタイルであると述べているが、私はむしろテイストを提供しているのではないかと思う。スタイルを提供しているのはブルックス・ブラザーズの方である。ポール・スチュアートは淡く上品な色使いが持ち味かと認識している。

 両者が隣どおしに店を構えて良きライバルなのは興味深い。2つのブランドに目移りするうちに両者の異なる魅力を理解できるようになるメリットがある。

Alden

 マディソン街の43丁目と44丁目の間にオールデンのお店がある。

 はじめてこのお店を訪れたとき、モディファイドラストに興味があったのでそう店員さんに告げたところ、足に問題がなければ履く必要がないと言われ購入には至らなかった。

 また、ラバーソールがほしいのだがと希望したら、通常のソールでも雨の日に履けるから最近はラバーソールには力を入れていないと言われた。

 結局、アバディーンラストの、ラバーでないソールの外羽の黒のストレートチップをそのときは購入した。革はコードバンである。幅広い場面に使えるので重宝しているが、コードバンの革は中々デリケートでメンテナンスにてこずることもある。ただ、そんなに水に弱い革ではないとは思う。

 日本にはあまりEの多い幅のオールデンは入荷していないようなので、幅広の人はアメリカのお店ないし通販で購入した方がきつい思いをしないですむ靴を入手できるだろう。

 コードバン好きな人は多いが、カーフスキンのほうがやはり正式な場面にはふさわしいと思われる。

 オールデンでは、私はローファーが一番好きだ。しなやかでかえりのよい柔らかいソールは実に履き心地がよい。

Donny Deutsch

  The Big Idea with Donny Deutsch (CNBC)の評判が最近良い。ホストのドニー・ドイチュをオプラ・ウィンフリーの男性版とまで持ち上げる記事まである。

 この番組が始まったとき、私は『フジサンケイビジネスアイ』(2005年1月23日付)のコラムで取り上げた。とはいえ、広告業界の風雲児がテレビ番組のホストを務めるという珍しさから記事にしたもので、正直にいって番組が長続きするのは難しいだろうと思っていた。

 この番組が軌道にのったのは、番組のコンセプトがアメリカンドリームの実現を応援する番組として明確になってきてからである。ドイチュはインスピレーションを与えるメンター的役割を果たしている。フランクでエネルギッシュ、そして てきぱきとしたトークの仕切りは中々見事である。

 この番組のホームページはこちら:

http://www.cnbc.com/id/15838512/

Sports Illustrated

 今年もまた Sports Illustrated  の Swimsuit Issue の時期がやってきた。        

 スポーツとは関係のないお色気企画で、アメリカの多くの男性が毎年心待ちにしているというアニュアル・イシューである。

 で、私も心身ともに健全なストレートの成年男子であるが、この号には毎年悩まされる。さして心を動かされないのである。もっと刺激の強い雑誌がいくらでもあるのになぜあえてこの号が人気なのか腑に落ちない。

 私のアメリカ文化理解もまだまだということなのかもしれない。

Deluxe

 Newsweek ほかに執筆してきたパリ在住のジャーナリスト Dana Thomas が著した Deluxe: How Luxury Lost its Luster はとても面白い。取材は綿密で興味深いエピソードに事欠かず、ファッションブランドの大衆化のメカニズムを解き明かす筆はさえわたっている。

 書名から分かる通り、彼女はファッション・コングロマリットに批判的である。これは私も共感するところで、大衆化も行き過ぎるのは問題である。 

http://www.amazon.co.jp/Deluxe-How-Luxury-Lost-Luster/dp/1594201293/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=english-books&qid=1201869629&sr=1-1

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