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Warmth

 テレビ局のニュース部門のカラーについて書いてみたい。どの局でも画面の裏側では様々な人間ドラマがあるが、ここではあくまで画面上で視聴者にあたえるイメージについて考えてみようということである。

 ABC、CBS、NBCに話題を限定すると、画面上で一番わきあいあいとした雰囲気を出しているのはNBCで、特に Today はそれが売りになっている。逆にそれがなまぬるい印象をあたえている部分もある。メレディス・ヴィエラをケイティ・カーリックの後釜にすえたのは、これ以外は考えられないともいえる優れた人選だが、私はアン・カーリーを昇格させてあげてほしかったとも思う。

 CBSは、ケイティ・カーリックがアンカーになったが大苦戦中であり、局を代表するキャラクターには今のところはなりえていない。やはり、CBSといえば60 Minutesであり、 年々ソフトになっているとはいえ、マイク・ウォレスが隠しカメラの映像をつきつける、エド・ブラッドリーが刑務所でインタビュー、ダン・ラザーがアフガニスタンを行くなどを多くの視聴者が覚えており、硬派なイメージがまだ強いかもしれない。ちなみに、カーリックはおしゃべりをしないと魅力が出ない人なのだなというのが、最近の私の印象。

 ABCは寒々とした印象をあたえる。ルーン・アーリッジの負の遺産だろう。バーバラ・ウォルターズとダイアン・ソイヤーの不仲は最近はどうなっているか知らないがよく知られた話だし、テッド・コペル後の Nightline は内容もなく冷え冷えとした印象をあたえる。また、Good Morning America が Today に勝てないのは、やはりみんながダイアン・ソイヤーにおびえているような印象をあたえるからである。チャールズ・ギブソンはあたたかなキャラクターで私は好きだが。

 以上は全国ニュースの話である。ニューヨーク・ローカルになると話は違ってきて、ABCのニューヨーク・ローカルもみんな仲が良さそうという印象を私は感じる。一番あたたかな印象をあたえるニューヨーク・ローカルのアンカーはCBSのデイナ・タイラーで、日本で言うと八木亜希子さんに近い。

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