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CBS Evening News

 『日経広告手帖』20066月号に、メジャーネットワークのニュース番組について書いた。この記事は、下記からEBookで読むことができる:

 http://www.nikkei-ad.com/techo/top_2006.html

私が大いに期待したケイティ・カーリックは大苦戦で、就任当初の試みは全てお蔵入りし、プロデューサーも交代した。

 好調なのは、ABCのチャールズ・ギブソンで、記事にも記したCBSのレスリー・ムーンベズいうところの「神の声」路線で、視聴率的にNBCと五分の戦いになっている。

 「神の声」路線ではイブニングニュースに未来がないからカーリックをCBSは引き抜いたわけだが、今のところは従来型のアンカーの方が好まれている。

 チャールズ・ギブソンは、Good Morning America の頃と比べると、権威ある父親的になってきて、柔和なキャラクターはかげをひそめてきている。といっても、年齢からいって彼であと2回大統領選挙を乗り切るのが限界で、その後はまたABCはアンカー探しをする必要がある。

 私がカーリックに期待したのは、ウォルター・クロンカイトの温かみがイブニングニュースに戻ってくるのではないかと思ったからだった。ダン・ラザー、トム・ブロウコウ、ピーター・ジェニングズはいずれもハードボイルドなタイプだったが、クロンカイトはアンクル・ウォルターと呼ばれ、親しみやすさがあった。

 イブニングニュースは、フォーマット自体が時代遅れになっている部分があるが、といって今すぐにやめることもできない大事な番組である。やっぱり、カーリックには新しいイブニングニュースを生み出す才能とキャラクターがあると思うし、このまま辞めないで、新プロデューサーを迎えてもう一度いろいろな実験をしてほしいと思う。

★7月30日追記

 カーリックが、CBS Evening News での成功を諦めているのではないかという記事が出てきたので、下記で補足した。

 http://timessquare.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/katie_couric.html

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