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Judy Woodruff

最初の話題がワシントニアンというのはこのブログのタイトルと合わないが、まずはジュディ・ウッドラフについて書いてみたい。

アメリカのテレビニュース界で、知的に論点を掘り下げるのが最も上手な討論の司会者は、ウッドラフとPBSのチャーリー・ローズの二人だと私は思っている。

 ウッドラフは、PBSの The MacNeil/Lehrer NewsHour のワシントン特派員を経て、CNN Inside Politics のアンカー。その後、ロバート・マクニールの引退に伴い改名されたThe NewsHour with Jim Lehrer に戻っている。

 マクニールが上院議員2人に1日の審議について聞き、それを受けて学者やジャーナリストを4,5人並べてワシントンにいるウッドラフがイン・デプスな討論を仕切り、最後にロジャー・ローゼンブラットのエッセイでしめるのが、かつての「ニューズアワー」で私が最も見ごたえを感じたパターンだった。

 自分の番組を持ちたくてウッドラフは移籍したのだろうが、CNNでの彼女には見るべきものがなかった。「ニューズアワー」で見せた知性がCNNではかげをひそめてしまい、ジェームズ・ファローズに質問がくだらないと苦言を呈されたこともあった。

 結局、「ニューズアワー」に戻ったのは正解だったと思う。彼女の知性をいかせる番組は、アメリカのテレビ界広しといえど、そんなに多くはない。

最近の彼女の討論の司会ぶりは、かつてののりにのっていた頃の輝きはないし、1つの討論に割く時間がかつてより少なめになっていることもあって物足りなかったりもするが、それでもやはり彼女はうまい。ただ、民主党びいきのようであり、「NYタイムズ」のデイビッド・ブルックスと思いっきりかみあわなかったりすることはある。

 ウッドラフは1冊回顧録を出しているが、アメリカのメディア業界紙が彼女を取り上げることは少ない。ウッドラフにその仕事術を質問した記事があれば、読んでみたい。

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